ウホウホ日記

多趣味なゴリラのたまに役立つつぶやき

同僚の仕事の進め方が不思議だ

  僕は今、プラント管理の仕事をしている。作業服を着て、設備のメンテナンスをしてる。ややこしいのはメーカーに発注して、簡単なことなら自分でやる。  以前は社員数300人くらいの規模の商社で営業をしていた。全国転勤が嫌で転職した。全くの畑違いだ。よく転職出来たもんだと思う。

  今の職場で周りの人の仕事の進め方を見てると、多くの人は、上司がなんて言ってくるか、どうすれば上司に都合の悪いところを目立たなくして、自分のやりたいように出来るか、みたいな事を考えながら進めている感じがする。そして、みんな往々にして苦労している。

  僕の感覚としては、なぜそんな進め方をするのかよく分からない。上司に聞いちゃえばいいのに。決定権持った人が同じフロアにいるのになぜぶっつけの出たとこ勝負みたいな手段を取るのか。

  営業をしていた頃は、決定権者は客の購買担当のオッサンだった。当然だけど、ほとんどの場合、こっちがあの手この手で情報を聞き出そうとするし、いろいろ提案しないといけない。値段勝負の場合も決まる値段なんて教えてくれない。こちらが勝負にでるまで、途中で答え合わせは出来なかった。  でも今は違う。決定権を持ったオッサンは自分の席から数メートルの所にいる。

  そりゃもちろん、なんにも考えずにただ

  「これどーしたらいいすか」

みたいな事をアホ面下げて聞いたってダメだ。何かしら考えた雰囲気だして、何個か案だして、こっからどー決めたらいいですかねーって下手にでれば、大概何かしらの答えはくれるはずた。もちろん、普段からそれなりに関係は築いておかないといけないけど。

  もしかしたら何個か出した案の中、1番イヤな選択肢になるかもしれない。もっと面倒な案が出るかもしれない。でも、完成付近まで資料を作り込んでから

  「これじゃダメ、こっちにしろ」

  ってなるよりは、手間が少ない場合が多いと思う。  それに、こういう事を続けていけば、次第にお互いの事が分かってくるもんで、だんだん任せてくれるようになるもんだ。

 

  もちろん、上手くいかない場合もあるし、裏から根回しをした方がいい場合もある。あくまで一般的な仕事の進め方の話だ。  でもこれだけは間違いないが、仕事ってのは、いかに早い段階で決定権を持った人間を捕まえられるか、が極めて重要だ。  僕の職場の場合は直属の上司である事が多い。営業なら購買部署の担当者だし、可能ならその先の部門(製造メーカーとかなら、製造工場とか) のオッチャンも押さえたい。

  そういう人間が近くにいる今の仕事は、僕としてはとてもやりやすいと感じている。

 

  まあでも、どーしよーもなくウザい上司とか、嫌がらせが趣味みたいなクソ上司とか実際いるから、辛い場合もあるけど笑